■ シーリングの役割とは?
シーリングには、部材同士がぶつかり合わないようにするためのクッション材としての役割や、建物への水分の浸入を防ぐ重要な役割があります。
ひび割れたりちぎれていたり、剥がれていると雨漏りの原因になることも。
最後に施工してから5年を過ぎると劣化が始まると言われているため、定期的な補修が必要です。
「窓の隙間から雨水が入ってくる…」「劣化が進んで外壁の隙間がボロボロ……」といった症状でお困りの場合は、そのまま放っておかずにご相談ください。
ずっと安心して暮らせるよう、しっかりと建物の補修をしていきましょう。
■シーリング打ち替えの流れ
【STEP1】既存のシーリング材の撤去
カッターなどでシーリングに切り込みを入れ、サイディングとの部分をキレイに取り除いていきます。
【STEP2】養生
シーリングを打つ部分に沿ってマスキングテープで丁寧に養生を行います。
【STEP3】プライマー塗布
シーリング材の密着力を高めるプライマーを塗布します。
プライマー不足はやせやはがれの原因になります。
【STEP4】バックアップ材挿入、ボンドプレーカー貼り付け
バックアップ材を挿入したり、ボンドブレーカーというテープを底面に貼り付けます。
【STEP5】シーリング材充填
シーリングガンを使用し、シーリング材を充填。
シーリング材のボリューム不足はやせの原因に。
適切な厚さに充填することが大切です。
【STEP6】へらおさえ
シーリング中に空洞ができないよう、ヘラを使用して圧着させていきます。
【STEP7】養生はがし・乾燥
シーリング材が乾く前に養生テープをはがします。