前回は外壁塗装の工法について解説いたしました。
しかし、外壁塗装のポイントは工法だけではありません。
今回は、外壁をキレイに仕上げるために重要な、基準塗布量と希釈率を解説いたします。
・基準塗布量とは?
塗料の基準塗布量とは、各塗料ごとに定められている「1缶(一斗缶)あたりでどれくらいの面積を塗ると、塗料が持つ性能を保つことができるか?」という目安の用量のことです
つまり、この基準を下回れば、塗料の本来の効果が発揮されず、逆に上回れば、外壁に厚みが出すぎてしまい塗料を無駄にすることになります。
塗料はたくさん塗れば効果が高まるという訳ではありません。
逆に、外壁トラブルが発生する可能性もあります。
そのため、外壁塗装の効果を最大限に発揮して、ムラなくキレイな仕上がりにするには、この基準塗布量を守る必要があります。
・希釈率とは?
希釈率とは、基準塗布量同様に各塗料に定められているもので、塗料を薄める割合のことを言います。
塗料は、一斗缶に入っているものをそのまま使うわけではなく、性質に応じて水やシンナーで薄めます。
この希釈率も本来の基準を満たさなければ、塗料の効果が十分に発揮されません。
また、希釈のあとに行う「撹拌」という作業も外壁塗装において重要な役割を果たします。
撹拌とは、撹拌機と呼ばれるハンドミキサーの大きいタイプのような工具を使用して塗料を混ぜることです。
適正な水やシンナーが塗料に入っていても、塗料としっかり撹拌されていないと塗料はキレイに塗ることができません。
今回は、外壁塗装における、基準塗布量と希釈率の重要性を解説いたしました。
外壁塗装は、工法だけでなく塗料にも目を向けなければなりません。
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